Onedollar Wanderer

千匹狼

せんびきオオカミ
千匹狼は、日本の物語です。日本でもあまり知名度は高くありません。

昔々、ある所に着物商人が住んでおりました。

ある日の夕方、山道を帰宅途中、おおかみの遠吠えが聞こえ、声はだんだんと近づいて来て、おおかみの数はどんどん増えています。

「どうしよう。」周りを見ると、大きな木がありました。

「この木に登ろう。」

商人は木の枝に腰掛けました。

「何と言うことだ。」

千匹ものおおかみが木を取り囲み、吠えながら、飛び掛ろうとしました。

「木に登っている者をつかめるのは無理じゃ。頭のいい猫に良策を聞いてみよう。」とあるおおかみが言い、

「そうしよう。」と別のおおかみ。

数匹のおおかみが森の中に入って行くと、すぐに猫を連れて戻ってきました。

「ネコ様、あの木の上の男をつかまえるにはどうしたらよいでしょう。」

「うーん。そうだ。おおかみのイスを使いなさい。」

一匹の大きなおおかみが木の下の地面に横たわりました。

その上に次から次へとおおかみが重なっていきました。十匹のおおかみが重なりました。

商人はとても恐ろしくなって、木の穴の柔らかいものを必死でつかみ出しました。

「何をする。」と穴の中の熊が叫ぶと、地面に落ちてしまい、おおかみ達は熊に襲いかかりましたが、熊の方がおおかみより断然強いです。

「何と強い奴じゃ。」

とおおかみ達は言うと、森の中に逃げて行きました。

「おそろしや。おそろしや。」

商人は、木を降り、無事に家に戻りました。

おしまい。

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千匹狼(せんびきオオカミ)-日本

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