Onedollar Wanderer

海月に骨のない理由

クラゲにほねのないわけ
海月に骨のない理由は、日本の物語です。日本でもあまり知名度は高くありません。

昔々、竜宮のお姫様が病気になり、占い師からこう言われました。

「さるの肝を食べれば、よくなるでしょう。」

父親である竜宮王は、くらげにさるを連れてくるよう命じました。

くらげが島に着いたとき、さるは木の上で海を眺めていました。

「さるさん。竜宮に遊びに来ない。」

「行きたいけど、ぼく泳げないんだ。」

「私の頭に座ってれば大丈夫よ。」

くらげは、さるを頭の上にのせ、軽やかに海の上を泳ぎ始めました。

「殺されて、肝を取られてしまうことを知らないなんて、何て馬鹿なさるなんでしょう。」

と頭の上の陽気なさるのことを思い、くらげは、ついついしゃべりたくなって、

「さるさん、実を言うと、お姫様がご病気で、あなたの肝が必要なの。」

「何。」と驚きましたが、落ち着いたふりをしました。

「どうして、島を出る時に言わなかったんだい。僕の肝はまだ木に掛けたままだよ。」

「じゃ、すぐに戻らなくては。」とくらげは言うと、すぐに島に戻りました。

さるは、島に着くと、くらげから飛び降り、木にすばやく登りました。

「何て馬鹿なくらげなんだ。肝は体から取れないんだよ。」とさるはくらげに言いました。

くらげはがっかりして竜宮に戻ると、このことを王様に話すと、

「罰を与える。」と言い、百叩きの刑を命じました。

そんなに叩かれたもんですから、くらげはゼリーのようなお魚になってしまいました。

おしまい。

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海月に骨のない理由(クラゲにほねのないわけ)-日本