百足の買い物
ムカデのかいもの
百足の買い物は、日本の物語です。日本でもあまり知名度は高くありません。
昔々、虫さんたちが森のムカデさんの家に集まって、火の回りに座って、お話をしていました。 「今日は、いい日だから、お酒でも飲まないかい。」とムカデさんが言いました。
「それはいいね。」とテントウムシさんが言いました。
「みんな家に戻って、それぞれ料理を持って来よう。でも誰が街へお酒を買いに行く。」とチョウが言うと、 「ムカデさんだよ。足がいっぱいあるから、一番速く歩けるよ。一時間もあれば買ってこられるよ。」と蚊さんが言いました。
「そうだね。ムカデさん、お酒直ぐに買いに行ってきて。」とゴキブリさんが言いました。
「いいよ。すぐ行ってくるよ。」とムカデさん。
虫たちは家々に戻ると、料理を作って持って来ました。
ムカデさんの家に戻って来ると、一時間ほど経っていましたが、家の入り口にムカデさんがいました。
「ムカデさんもお酒を買って今帰ってきたところかい。」とコウロギさんがたずねると、
「ううん。これから行くところなんだ。今、靴を履いているところなんだ。全部履きおえるのに二時間かかりそうだ。」
「そんなに待てないよ。」としゃくとり虫さんが言ったので、しゃくとり虫さんは、ムカデさんの代わりに街に出かけました。
ムカデさんは足がいっぱいあるので、靴をはくのに時間がかかってしまいます。それからムカデさんはおつかいを頼まれることはありませんでした。
おしまい。
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- 百足の買い物(ムカデのかいもの)-日本
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