Onedollar Wanderer

梟の染物屋

フクロウのそめものや
梟の染物屋は、日本の物語です。日本でもあまり知名度は高くありません。

昔々、森にふくろうの染物屋さんがあり、森の鳥たちは、そこで羽根を染めてもらいました。

ある日、真っ白なカラスが、染物屋さんに行きました。

「ふくろうさん、森一番のきれいな色で染めてくれる。」

「いいですよ。森一番のきれいな色で染めてあげるわ。」

ふくろうさんは、からすさんが椅子で眠っている間に、からすさんを真っ黒に染めてしまいました。

からすさんは目が覚めて驚きました。

「何だ。この色は。黒は汚ないよ。染め直してくれよ。」

「でも、黒は森一番きれいな色ですよ。」

「そんなわけないよ。僕は黒はやだよ。他の色にしてくれよ。」

「すみませんが、黒を他の色には変えられません。」

それからというもの、からすさんは、ふくろうさんに会う度に冷たく扱うようになり、今でもふくろうさんは、からすが恐くて昼間は外に出られません。

だから、ふくろうさんは、からすさんが寝静まった夜に、こっそり外にでます。

おしまい。

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梟の染物屋(フクロウのそめものや)-日本