「白蛇伝」(The Legend of the White Snake)-中国
昔々、中国の美しい湖のほとりに、白素貞という名の美しい女性が住んでいました。
実は、白素貞は人間ではなく、白蛇の精霊でした。
彼女は長い間修行を積んで人間の姿に変わり、心優しい人間になりたいと願っていたのです。
ある日、白素貞は人間の姿のままで街へ行き、そこで許仙という若者に出会いました。
許仙は薬屋を営んでおり、優しくて正直な青年でした。
白素貞は一目で彼に魅了され、心を奪われました。
そして、許仙に助けられたことがきっかけで、二人は深く愛し合うようになり、結婚することになりました。
結婚後、白素貞は許仙と幸せに暮らしていましたが、ある日、僧侶の法海が現れました。
法海は、白素貞が実は白蛇の精霊であることを知っており、彼女と許仙の結婚を許してはいけないと考えていました。
法海は白素貞を捕えようとし、二人を引き裂こうとしました。
法海は、白素貞が白蛇であることを証明するために、彼女に魔法をかけました。
白素貞が湖の水を飲んだ瞬間、彼女の姿が蛇の姿に戻り、許仙は驚き、恐れました。
しかし、白素貞はその後すぐに元の美しい姿に戻り、許仙にこう言いました。
「私は本当に愛するあなたのために人間の姿を選んだのです。
どうか、私を信じてください。
」
しかし、法海は納得せず、白素貞を再び捕まえようとしました。
白素貞は逃げることができず、最後には、許仙の目の前で魔法にかけられて再び蛇の姿に戻され、湖の底に閉じ込められてしまいました。
許仙は深い悲しみの中で、白素貞を救う方法を探し続けました。
許仙は勇気を振り絞り、法海に立ち向かうことを決意しました。
彼はついに法海に勝利し、白素貞を湖の底から救い出すことができました。
白素貞は再び人間の姿に戻り、二人は再び一緒に暮らすことができるようになりました。
その後、二人は永遠に幸せに暮らし、白素貞の愛と許仙の深い思いは、湖の水に語り継がれました。
人々は、愛がどんな困難にも打ち勝つ力を持っていることを信じ、二人の伝説は語り継がれていったのです。
おしまい。
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