世界の老いと若さことわざ編②
老いと若さをめぐることわざは、世代の知恵を伝えてくれます。今日はその続きをご紹介します。
① 日本:「老いては子に従え」
年を取ったら柔軟に次世代に任せよという教え。 由来:仏教や儒教の家族倫理(たとえば『三従』)や江戸時代の生活規範の中から発展した言い回しで、年長者が子に従うべきという家族観を反映している。
② 中国:「老馬は道を知る」
経験豊かな人は困難な時に頼りになる。 由来:中国の古典(韓非子など)や春秋戦国の故事群に由来する老馬に関する逸話が基になっており、東アジアで経験の尊重を説くことわざとして広まった。
年長者の経験や役割に関する観察から生まれた言葉です。
世代間の役割分担や経験の尊重を促す文脈で使うとよいです。
③ ロシア:「若さは力、老いは知恵」
世代ごとの長所を対比した言葉。 由来:世代の対比を詠んだ普遍的な格言で、特定の単一出典はなく、文学や口承による累積の産物。
④ イタリア:「老人は過去を語り、若者は未来を夢見る」
世代の視点の違いを表しています。 由来:イタリアの詩歌や随筆伝統に由来し、世代の視点差を詩的に表現したものが民間で格言化したと推定される。
年長者の経験や役割に関する観察から生まれた言葉です。
世代間の役割分担や経験の尊重を促す文脈で使うとよいです。
⑤ アフリカ:「年寄りの言葉は倒れた木の陰のように涼しい」
経験者の助言は安心を与えるという表現。。 由来:アフリカの口承文化に根差した比喩で、年長者の言葉が安心感を与える様子を自然描写で表現したもの。
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